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香肌イレブンの木梶山

プチ改装休業中の亀成園です。先月はわりといつもお客様がいたことから比較すると、寂しさもありますが、この先もっと快適に過ごして頂けるよう、園主頑張ってます!


さて先月終わりですが、久しぶりに近場登山してきました。

香肌イレブンマウンテンを楽しむ宿である亀成園としてはさらっと四季のイレブンを制覇していたいところですが、この地域の山は急峻でなかなか一筋縄ではいきません。そこが登山上級者には人気で、山も人も敬服します。そこまで頑強でもなく家族そろって行動しがちなので、宿主は奥の方はまだ回れていません。明神岳、池小屋山は近いようで遠いのです。


第五座の木梶山は高見山にも近く、それだけ登るならわりと早くて急な坂も少なそうなのですが、せっかく行くならハート型の池まで周りたいと企てていたことがようやく叶いました。自然度9という噂のほぼ天然林の山歩きは、どこまでもどこまでも気持ちいい時間でした。右も左も尾根筋を見ての山頂付近の豊かさが素晴らしいです。

木梶山は雑木が多く、紅葉シーズンはもうめちゃくちゃ綺麗なのでしょう。ちょっと時期を逸らしてしまったので、今は落ち葉とどんぐりがいっぱいでした。それもまた豊かな感じですね。芽吹きも盛夏も全部知りたくなりました。


ブナ、コナラなど日本の代表的な広葉樹やヒメシャラなどちょっと珍しいものも。樹に詳しい人とこの山をゆっくり歩けたらどんなに幸せなことでしょう。近未来の自分はそんな案内ができる人でありたいなと大胆な目標もできましたよ。


一体何が起こったらこんな形になるのか、不思議な木もたくさんありました。永い時間の中で、雨が降って風が吹いて、周りの木もそれぞれ大きくなったり倒れたり。人の手が入ったり入らなかったり。今ここに共に居ることがどれだけ尊いのか、そんな想いでいっぱいになりました。


お目当てのハート池はこんなかんじでした。

ここに着いた頃がお昼時で空腹だったため、もっとこだわった写真が撮れなかったことが悔やまれます。高い山の上にひょっこり現れる池はまた不思議な存在ですね。どこに水源があるのか、どこかに流れていかないのか、そしてここにはどんな動物が喉を潤しに来るのでしょう。途中に見つけた大きなフンは、どうも大きな動物のものだったようです。

 会いたいような会いたくはないような野生動物がいるのもまた山の魅力です。


木梶山登山口までは亀成園から高見山方面へ30分程度です。

著名度はまだまだですが、山好き自然好きにたまらない豊かな山。ずっと美しくあってほしいし、また何度でも訪れたい大切な山です。

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