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花咲き誇る奥香肌で

更新日:2020年4月12日

どんな時でも春はくる。寒い季節を過ぎての新しい春は、いつも落ちつかない気になってしまって得意でありませんが、今年は一層そわそわそわそわしています。

ゲストハウス亀成園のオープン日も決まり(2020年4月16日です。GW前に目に留まるといいな)、まだ改装は終わっておりませんが宣伝も兼ねてプレイベントも行い、これからいよいよ違った暮らし方が待っています。ゲストを迎えられれば、なんですけどね。


縁側から見える川沿いにもちょうど桜が咲いています。


ゲストハウス亀成園から遊べる川には徒歩6分程かかりますが、水の音はここからでも聞こえるし、風が心地よく、鳥の声カエルの声に耳をかざしていると時がゆっくり流れていきます。田舎暮らしは静かよりむしろ音が多いです。でも聞こえるのはどれも自然の音で、耳を澄ませて意識を向けなければ聞き逃してしまうことも多い音です。


今日は外で火おこしをしたので、火が燃える音も聞くことができました。燃える音、焦げる音、朽ちる音、プスプス炭になる音。じっと火を見ていた日は夜にいつもより深く眠ることができるのですが、それはこうした微かな音を脳が聞き分けて整理しているからなのかもしれません。同じようにカエルの合唱が響く夜もなんだかやかましいのにぐっすり眠ることができます。車の音や人の声が聞こえていると眠りは浅くなるのに、カエルの声や雨の音は眠りを深くします。


ここでゲストハウスを開くのは、私が都会との二重拠点暮らしをしていた頃、こちらで驚くほど眠ることができた心地よさを伝えたいというの理由の一つなのです。都会でいた頃は育児が仕事の専業主婦で、それは田舎の家でも同じなのに、こちらで深く眠れたのは、もちろん子供たちを放し飼いにできて気楽だったこともありますが、囲まれる音の違いは大きかったのではないでしょうか。今はもう田舎に身を置いて3年半。眠りに困ることはほとんどなく、比較も難しくなりましたが、ここでぐっすり眠っていただくという体験が、誰かの役に立ってほしいなと思います。


もうすぐダム奥公園も花が満開になります。かつては地元のお祭り会場にもなった公園ですが、現在はのびのびと、あまりにのびのびとお花見を楽しむことができます。とても贅沢な場所ですがもう少しいろんな人に見てもらってもいいので、ご案内したいところの一つですよ。

これからも四季折々の楽しみ、随時紹介していきますのでピンときた季節に、ぜひ足を運んでくださいね。



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