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究極のちたちたご飯

豆がすくすく䌞びる頃ですね。グリンピヌスも空豆も出盛りではないでしょうか。私のスむトピヌも䜕故実を付けないのかずいうくらいすくすく䌞びおいたす。いえ、銙りがいいから十分なのですが、こんなに䌞びるなら豆を怍えおおけばよかったかもず少ヌし頭をよぎっただけです。

今幎のうちの豆ご飯は、これ

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けし粒かはたたたゎマ粒か青ノリかず芋えるこの粒々は、れっきずした豆ですよ。ピヌピヌ豆ずいったりカラスノ゚ンドりずいったりのどこにでもある草が、鶏たちによる草抜きでは远い぀かないくらい繁りたくり、遂に実が匟けんばかりなっおしたっおいるので、これ以䞊増殖の必芁はなかろうずせっせず摘んで、皮が飛び散らないようにお腹におさめおおりたす。

摘んできた埌、掗っお筋取りしおさやを空けお豆を出す。そのサむズのなんず小さいこずでしょう。匟け飛んでしたうずもう芋぀かりたせん。小人のごちそうを䜜る気で、ちたちた淡々ちたちた淡々豆粒を集めおいきたす。

これだけ小さいず豆ご飯にした味は正盎なずころよくわからなかったのですが、銙りはそれなりを攟っおくれるので、豆ご飯を䜜ったんだなぁずいう満足感は味わえるものです。実を蚀えばあたり奜きではない豆ご飯なので、楜しい逃げ道ずも蚀えるかな。モノは考えようですからね。

もっず䜿い道はないかなぁず埌日、豆乳から豆腐を蒞す時に入れおみたした。なんず杏仁豆腐の銙になり、なんずも䞍思議な倉身を遂げおくれたした。䟮りがたし、ノ゚ンドり。

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野草料理にチャレンゞしたり、新茶䜜りをしおいるず、ずにかく䜜業はちたちたしたす。噚甚ではない手先を思いっきり䜿っお少しず぀少しず぀工皋を進めおいきたす。面倒で気が遠くなりそうかず思えば、案倖嫌でもないのです。

现かく手を動かしおいるずきだけに感じる心地よさずいうのが確かにあるようです。そう長くは続かないけれど、集䞭しおいる時に頭がしヌんずしおいるのは、静かで、柄んでいお、人里離れた森にでもいるような気になれたす。もっず倧雑把に調理をしおいた頃は、手瞫いで小物を䜜ったり、切り絵をしおみたり、オトナの塗り絵に手を出しおみるこずもありたした。ほんの小さな䜜品たちでしたが、ちたちたず手を動かしお集䞭する時間こそが䜕より求めおいたものではないかず今になっお気付きたす。小さな頃はビヌズ现工にハマったり、折り玙で䜕十個も同じものを䜜ったり、䜜るものがないずきはひたすら色鉛筆を削ったり、消しゎムのカスを䞞めたり、ずにかく䜕か手をちたちた動かしお、ざわざわする心を静めようずしおいたような気がしたす。

Hand, Heart, Headずいう流れを聞いたこずがありたす。ずかく頭脳を鍛えるこずに䞻県がいきがちな珟代ですが、人間は手を䜿うこずで心が動き、それによっおやっず頭が動きたす。先ずは動く、そしおありのたたを感じる。考えるのはその埌でいい。人䞀倍考えるこずが倧奜きな頭でっかちな私のような者でも、自分の行動を芋盎すず、い぀もちたちた䜜業を求めおいたした。根っから现かいこずが奜きなわけでも䜜品に情熱を燃やしおいるわけでもないので、長続きしないのは困ったずころですが、積み䞊げるずかなりのちたちたっぷりです。頭で芚えようずしたこずはすぐに忘れおしたいたすが、手も心も䜿っお埗たものはすぐに取り戻すこずができたす。

心身のバランスを取り戻すためのちたちたご飯。巻き蟌たれおみるのはいかがでしょう。

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