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大きな大きなわらオブジェ

年末準備にてんやわんやの日々になってきました。亀成園は宿泊業が停滞中なので(これは本当に仕方のないことです)比較的ゆるいてんやわんやですが、年の瀬というのは急に思い出して焦ることも多く、あれもできていないこれもできていないとバタバタしがちです。勿論計画的に無駄なく日々を過ごしている方はそんな見苦しいことはないのでしょうが、いつも身の程知らずに大風呂敷を広げがちな私のような者は毎度年末に首を絞められることになるのです。うん、だんだん目標を現実的に近付けていこう。そのために実力を上げていこう。来年度からはこれでいきます。


ところで新年のお参り先やパワースポット先はお決まりですか?

人込みを避けながらも訪れ甲斐のあるところをお探しなら香肌峡随一のおすすめ場所があります。


こちらのアマビエ様は、飯南町の奥に鎮座されるわらオブジェなのです。この場所にわらオブジェが作られるようになって5年目になりますが、毎年11月終わりぐらいにお披露目されて翌年3月まで飾られる地域の一大プロジェクトなのです。これまでに猪、フクロウ、龍、猫の玉ちゃんの順に作られてきましたが、今年はこの方でした。道路わきの場所で周りに何があるとも言えないのですが、年々訪れる人は増加しており、年始には門松も飾られて初詣代わりにもなる穴場なのです。


お米を作った後のわらは稲作文化ではあれこれ重宝されてきました。縄をなうだけでいくらでも長くできる丈夫な紐になるし、籠をあんだり草履にしたり、納豆を包んだり卵を運ぶのにもわらは大活躍してきました。そしてわら細工です。私もここ数年自分でしめ縄づくりをしているのですが、なかなかきっちり作り上げるのは力が足りないのか難しくて、手をカサカサにしながら練習しています。ちょっとした輪飾りでも小一時間はかかってしまいます。


自分の家でとれたわらで自分で作るのは誇らしいものですが、そうやって体験していると、神社のしめ縄や大きなわらオブジェがいかに精錬されたすごいものなのか感動します。


ちなみに昨年度の猫ちゃんはこちら



グーグルマップで「あまちゃん像」を検索すると地図上に「猫」と出てくる場所がありますが、このわら猫人気の影響です。そのうちアマビエちゃんが勝ってくるのでしょうが、冬のパワースポットとしてじわじわじわじわ広がっているのが、隣町だけれど嬉しいですね。


亀成園からは35分くらい。松阪駅からも35分くらい。

街中を抜けて心がリフレッシュするパワースポットへ、ぶらりと上がってみませんか。


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