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亀成園便りバックナンバー その2

更新日:2020年7月25日

今回は2019年3月号と4月号です。

まずは3月号から。亀成園がこの地で3度目の春を迎えた頃の話です。

卵の黄身が赤くなくて黄色いのはエサの色によります。濃い橙色のほうが高級卵のイメージがあるようですが、亀成園の卵を愛用するようになると、黄色くない卵に逆にびっくりするようになります。卵を混ぜるだけでカスタード色で、更にミルクを加えるとほぼ白いクリーム色になります。この卵ミルク液で作るプリンもまた優しい優しい味がするのです。


お次は2019年4月号。平成最後のお便りでした。

 亀成園ではゲストハウスの農家体験メニューとして、「鶏抱っこ体験」を1グループ1時間2000円で提供しております。園主のエサを見てもらい、実際に鶏舎に入って鶏に触れることのできる珍しい体験です。そのきっかけとなったのが、この2019年3月終わりごろに行われた松阪市による田舎暮らし体験イベント「子ども鶏抱っこ体験@亀成園」でした。田舎暮らしに興味があって、子供に自然体験をさせたい需要はどのくらいあるのか、担当者と共にドキドキしながら公募したところ定員以上の申込があり、亀成園の認知を広げるイベントになりました。移住促進にはつながりませんでしたが、大きな経験になりました。

 友達の子供以外で鶏小屋を案内して過ごしてもらうのは初めてだったのでこちらも緊張しました。それでも松阪市近郊とはいえ飯高町よりはずっと都会から訪れた10歳未満の子供たちに喜んでもらうことができました。人懐っこいゴトウモミジたちに比べて逃げ惑う烏骨鶏たち、大きな雄鶏に小さなヒヨコたち。春の時期は同じ鶏舎で様々な鶏の様子を楽しんでいただくことができます。2020年度もコロナウィルス騒動で危うく流れそうなところ、人数制限を行い同様のイベントがありました。追うのが好きな男の子たち、ヒヨコにだけ愛情を注ぐ子、なかなか鶏舎に入れない子など、年齢差も経験差も大きい子供たちの反応は様々です。大人はつい口を出して先回りしてしまったり、つい子供のやる気をそぐ行動をとってしまったりすることが多いですが、数歩下がって見守ってやると、その子ならではの反応を見せてくれます。大人目線よりも鶏に近い目線で子供が発見することも多いです。

 今はヒヨコもずいぶん大きくなって若鳥になりました。ふわふわの姿は拝めませんが、夏休みの体験の一つに、どうぞご検討くださいね。大人1名or2名で子供1名~3名の場合、大人の宿泊プランを体験メニュー付5500円プランにするのがおそらくお得です。お気軽にお問合せ下さい。

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