新茶の香でいっぱいです♪

GWといえば新茶、と思うようになったのは茶畑を持つようになったからです。今年は5月の2日が暦での八十八夜で、茶摘みにぴったりでした。一月前はほとんど眠っていたような茶畑が一斉に芽吹き、明るい明るい黄緑色でいっぱいになります。本の先っぽ2枚くらいの葉が一番美味しいので、逃さずテキパキと摘んで、出来ればその日のうちに蒸して、揉んで、乾燥させて、とびきり手間暇かけたお茶を作るのです。ま、現実はそんなにテキパキいかず、なんとかなんとか、なのですがお茶が萌えると私も萌えるのはなんだか誇らしい気持ちになりますよ。

うちの茶畑は去年の晩秋に伸びすぎた枝をバサーッと刈ってしまったから、芽吹いた部分は少ないです。でも手作業には大き過ぎる茶畑なので、数が限られるのが今年は却ってありがたくて、大事に大事に一番好きな作物に触れています。待ってるよー、の気持ちだけはたくさん、追われすぎない作業を楽しめるので、感謝を込めて、自分のお茶を作っています。

若葉の先っぽほんの2枚程ずつを摘んで、摘んで、摘んで、なるべく早く一番きれいな緑色のままに蒸して、熱くなったのをもみながらひたすら乾燥させていきます。お茶の香が家中に広がって、だんだん茶葉がチリリとしてきて、香ばしい手前でやっと完成です。上の写真はまだ半ばです。ここからが大変ですが、乾燥がいい加減だとすぐにカビでしまってあまりに悲しいので、念を入れてチリチリさせていきます。

そんなに凝り性ではなく、働き者より怠け者が真実の私は、何かにつけ手抜きで楽しくをモットーとしておるのですが、5月のお茶作りだけは精魂込めてしまいます。摘むときも作るときもちっとも疎かにできず、微笑を浮かべて手を動かし続けています。人にはそれぞれ好きなことがあるもので、私はどうにもお茶作りが好きです。 もっと気軽に作れれば、多くの方に楽しんで頂けるのに、と課題も据えつつ、今はまだもっぱら家族のお茶として、心身に染み渡らせておりますよ。爽やかなのにトロンとしていて、さりげなく喉にずっと残ってくれる、どこにもないうちのお茶です。「お母茶ん」めでたく発売の日がくることを願って。

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