香肌イレブンマウンテンの前泊宿として、ゲストハウス亀成園をご利用される方が増えています。春に出したWeb広告や口コミ、またGoogleマップでなどだんだん認知度が上がってきてつくづく有難いものです。登山者様を朝早く送り出し、無事帰って来られるか心配なこともありますが、下山して顔を見せて頂ける時は本当に嬉しいです。どの方も疲れたけれど晴々としたいい顔をされており、いいパワーを与えてもらえますよ。
さて、香肌イレブンマウンテンを松阪市が押し出して、烏岳や局ケ岳、高見山、三峰山では登山イベントも行われています。初級から中級でも勾配がキツめのこれらの山は、屈強さに欠ける私には十分登り甲斐があります。けれど登山のためにゲストハウス亀成園を訪れるお客様の狙いの多くは池小屋山なのです。古くから関西100名山、近畿100名山として登録されており、香肌イレブンマウンテンよりも余程知名度が高いですね。
池小屋山へは、尾根状を進み、霧降山の眺望を味わってから目指す道と、渓谷を歩いて滝を巻いて登る道があります。滝道は滑落が多く危険なのですが、登山上級者の方はかなり滝道を好まれるので、その魅力たるや未踏の私には語れないすごみがあるのでしょう。
前置きが長くなりましたが、宮ノ谷渓谷を歩く道が今年の春に崩落して通行止めになっておりましたのが、復旧しているお知らせです。
蛇滝までは問題なく行けます。
そこから少しで迂回路の分岐です。
川に降りる道なので、増水時は危ない!
岩の上を滑らないようにそろりそろりと渡ってください。
石に溝が付けてあり、滑り止めになっています。自然なものを使っての人工道ですね。まあ登山道ってどこもそうなのですが、新たに設置されると人の手と配慮を感じていいです。
ここまで来れば元の登山道に合流できます。おつかれさまでした。
以上、宮ノ谷渓谷遊歩道のお知らせでした。
宮ノ谷に一番近い宿の主として、早く確かめに行かねばと思っていたのになかなか動けず遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
夏場は特に大雨により増水に注意して、渇水期に。それが叶わなかったらまたいい季節に続々お越しくださいね。
池小屋山まで行かずとも、宮ノ谷遊歩道は親子連れにもおすすめの渓谷美を堪能できるところです。苔もとびきり美しい。また紅葉はさらに唸るほどの自然美です。
新緑の季節は冴えなかったですが、今年はまだ半分あります。
ハイキング、登山後はお土産に亀成園の卵をどうぞ。みなさまのいいお顔に会えるのを楽しみにお待ちしております。
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