ある夏の夕方、お父さんは決心しました。 子供たちのこれからを守るために、勇気を振り絞って一歩踏み出したのです。
向かった先は
わぁわぁわぁ、獰猛なスズメバチの巣でした。外のガスボンベの上に着々と建設されていたのです。
田舎の夏は脅威でいっぱいです。去年アシナガバチの巣を石投げて落としたのも十分スリリングだったのに、スズメバチときたらケタ違いに恐ろしいですよ。
この宇宙服のような、役場で貸してもらえるハチ退治用防御スーツを利用する人は時々いるみたいです。なのでそんなに珍しくもないのかもしれません。計り知れない、夏の田舎。とはいえ気付かずほっておけば1メートルくらいに膨らむというので、割と早めに発見できてよかったです。
鎌ですっぱり切り落として、無事に巣ごとビニール袋に捕獲して、何重にも密封して一安心です。まだミツバチも飼っておりませんが、もしいたらもっと恐ろしかったに違いありません。どうか一度きり、毎夏の恒例になりませんように。
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