生き物はみんな、厄介なもんだ。
食べて出して、臭いがして、音がして。
でも、ぬくい。面白い。やっぱり愛しい。
蟻すら見かけないらしい都会と違って、田舎の古い家にはなにかとウヨウヨしてる。小さな虫、大きな虫、カニ、トカゲ、カエルにヘビ。見えないところにいてもどこかに居るのをいつも知っている。
野鳥が来る。鹿や猿や狸も来る。
私はわりとみんな好き。
でもとりわけ愛しいのは「ウチの子」に他ならないわけで、子供が4人、犬が一匹、ヒヨコが10羽。
どいつもこいつも餌や遊びや愛を求めて主張する。とても厄介。めちゃくちゃ可愛い。
つくづく、愛する心ってのは、対象がいくつまで、とか決まってないんやなと我ながら感心する。もちろん各々に裂ける時間や関心濃度には限りがあるのですが、時には愛する気持ちが平等でなく凸凹してるなぁとも感じるのですが、それでもやめておこうなんてちっとも思わない。ますます深みにハマりたいのです。
子供と犬の関わり、子供と鶏の関わり、相乗効果はなお愛しい。
出会うべくして出会って、手間暇かけて築いているこのかけがえのない愛する生き物達を、もっともっと知り尽くしたい思いにいつも満たされています。
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