卵くらべ

最終更新: 10月10日

春にヒヨコから育ててきた雌鶏が、昨日初めての卵を産み落としました。成鳥になるには個体差がかなりあり、多くの個体はまだトサカもでない若鳥の態でそれもまた可愛いのですが、早めに産んでくれる子がいるのは大変ありがたいものです。


なにせ亀成園は卵を売る立場なのに、近頃あまりに産卵数が落ち込んで売り上げも落ち込んでおります。こちらの懐が寂しいだけならまあ次の手をその先の手を打ってなんとかすればよいのですが、卵をご所望のお客様にお届けできないのがなにより辛いです。わざわざ足を運んで下さったのに売り切れ・品切ればかりでは申し訳ない。かといってないものはないので、若鳥たちに早く産んでね、と不承不承祈る日々でした。急かさないでありたいのにね。


そしてまた亀成園母屋でも卵不足に困っていて、耐えきれず数年ぶりに卵購入に至りましたよ。たまには市場調査も兼ねてと自身に言い訳をして、三重県内のちょっとこだわり卵ですがスーパーに普通に10個入りパックで売られているものです。


亀成園が卵の特徴として掲げているものに

・黄身が黄色い

・白身が盛り上がっている

・黄身も白身も力強くて混ぜにくい

・臭みがない

・完全国産(ほとんど地域産)の餌で安心


箇条書きにすると以上5つがあります。とはいえ普段は自分のところの卵ばかり(殻にヒビが入って売りに回せないものなど)食べているので、他の卵と比べる機会はなかなかありません。お客様の声から「思ったより黄色くてびっくりした」「生卵食べられなかったけどこの卵はツルっと飲むように食べられた」「ケーキに使うとすごくふくらんで美味しくできる」など嬉しい声をいただくので品質に自信は持っておりますが、自分の感覚でも調査してみたかったのです。卵不足のこの機会を活かさない手はありません。


と意気込みながらも準備不足かつあっという間に消費してしまったのでほとんど写真は撮れなかったのですが、

1.市販の卵

2.烏骨鶏の卵

3.亀成園のいつもの赤玉

4.亀成園の初卵


4種類出そろったので、同じ器に割ってみました。

左の明らかに色が濃いのが①市販の卵です。上側の黄身が大きいのが②烏骨鶏卵(商品名は「香肌の真珠卵」、右の大きいのが③亀成園の赤玉(商品名は「いいたかのおひさまたまご」、下側のが④の初卵です。

 混ざってしまってわかりにくいのですが、よく見ると③と④の周りに白身の強い層がくっきり弾力を持っているのがわかります。②の烏骨鶏卵と④の初卵は殻は同じくらいの大きさでした。烏骨鶏卵は一般の卵よりかなり小さいです。それなのに割ってみると黄身が大きいのが明らかです。


 本来なら2つずつ、殻の状態から丁寧に比べるべきだったのですが、うっかりこの写真だけになってしまいましたが、それでも発見の宝庫でした。やはり亀成園の卵は黄色くてぷりぷりしておりました。そしてうんと混ざりにくかったです。


 味覚や嗅覚にそんなに自信のない私は味や臭いの大きな違いまで判別することはできませんでした。もともと卵好きですし、普通に売られているのは有難い限りです。けれどやっぱり亀成園の卵はきれいだなと感じたのもまた事実。数が限られていてたくさんの方にお届けするのが難しいのが本当に残念なのですが、やっぱり食べてみてほしいです。


 生卵で、卵焼きで、ゆで卵で、目玉焼きで。そんなシンプルな卵料理を再発見するには絶好の素材です。発見は脳を蘇らせます。




 身近な食材である卵ですが、すべて家畜されている鶏から産み出されるので、エサや環境の違いが味や成分に出ることはもっと啓蒙してもいいかなと思います。知った上で何を選ぶかは各自が決めればいいのですが、知る機会を設ける役割があります。


 

若鳥たちがどんどん成鳥に変わっていってどんどん産み出したら、卵集めが大変になって売り先に困るかもしれません。うん、きっとそうなりますので、その時をお楽しみに。そう遠くない未来ですよ。


待ちきれない方はゲストハウス朝ごはん付き宿泊プランをお選びいただくと、卵かけご飯用の卵は全力で確保致します。旅が緩和されるとまた途端に感染者情報が盛り上がってなかなかFace to Faceの難しい昨今ではありますが、

・古民家一棟貸し

・一組限定

・人通りの少ない見晴らしのよい地

・近隣住民は密を避けることには長けている

こんなゲストハウス亀成園ならもしかして安心した旅になるのかもしれません。学習農園としては対面での学びを大切にしたいですが、リスクを抱えてまで学ぶのもおかしな話ですね。まだまだ動き出して間もない亀成園。ご要望お聞かせいただければ嬉しいです。

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