一年が経ちました

ちょうど1年前の今日、私たちはここにたどり着いたのです。この10年で7回目の引っ越しでした。そしてこれが最後になることを願って、根付いていくべくの暮らしを試しています。試すといっても真剣であることは声を大にして言えるのです。

移住後すぐに長女が小学校に編入し、フィリピンでとは随分異なる日本の学校生活を見守りながらのスタートでした。私たちもドキドキでしたが、滅多にない帰国子女の編入に学校側もドキドキやったに違いありません。幸いクラスメイトともすぐに慣れて、給食がいたく気に入って、日に日に三重の言葉になっていく長女が愛らしかったです。この子は幼稚園は日本で二年間通っていた経験があるので、わりとすんなり馴染めたようで本当にありがたかったです。

新しい学校に慣れなかったのは私のほうでした。こちらは自動車学校という短期集中の学び舎でしたが、下の子3人を旦那さんに預けて、市街地まで2時間近くバスでの教習所通いをしなければなりませんでした。それまでほとんど子供と離れたことがなかったことを思い知らされました。ものすごく縛りはあるけど、ある意味自由な時間でしたね。とはいえ車の運転は決して得意でないことを一層思い知りながらの教習所通い、投げ出したい気持ちでいっぱいでしたよ。夏の真ん中に免許がとれてからは、近くの川遊びを毎日のように堪能しました。

夏の草刈りも当然するようになり、伸び放題だった庭木をガシガシ切るのが楽しかったです。まだチェーンソーは扱える気がしないけど、ノコギリでできることは随分あります。自分の手が、少しずつ働く手になっていくのはなんとも嬉しいものですね。

秋から給食センターでパートをするようになり、わずかながら稼ぐ道ができたのも大きな変化です。子供たちの学校にもっと関わっていきたい気持ちが高まってきました。

冬の寒さは同時に薪集めの日々でした。すきま風に震えながらも燃料の薪が足りない辛さはなんと非現代的な苦しみかと、振り返ればあきれますが、暇さえあれば芝刈りし、木を折ったり切ったりして、明日のために今日働く必要性を身に染み込ませていきました。怠け癖の私には、労働の必要性はありがたいものです。

年末に念願の犬を迎え、最初は噛みつかれまくり、痛い思いをしながらも、日々の日課に散歩と犬の食事作りが加わりました。冬が終わる頃にはヒヨコたちもやって来ました。必要なお世話は少ないけれど、いつ外敵にやられるか気が抜けないので、しばらくは心配しまくって過ごしていました。今もまだ10羽とも無事に育ってくれていることはなんと幸運なことでしょう。

春がきたらこのブログを自分に課し、同時に野草摘みに精を出し、次女が小学校一年生となり、旦那さんの畑がだんだんとサマになってきて、やるべきことに追われるようになりました。

のんびり田舎暮らしというよりは、これでもかというくらい手探りな、あれもこれもと欲張りな暮らしです。足りないものも少なくないけど、それ以上の恵みがいっぱいで、ここに居れること、ただそのことに感謝です。

感動しっぱなしの一年でした。この感謝を忘れずに、ずっとずっと未来を作り出していけることを自分たちに約束したいです。

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