毎年バタバタとした4月が過ぎて、GW前のこれでもかと慌ただしい時に
新茶の季節が始まります。
亀成園はお茶農家ではないので、茶仕事に追われなくてもいいのですが、なかなか広い面積の茶畑があり、新芽が出てきてくれます。お茶好きとして、日本茶検定もいちおう持っている身として、お茶作りは亀成園母のライフワークでもあります。
体験メニューとしてあまり進んでおりませんが、今年は複数ご予約を頂いているので、進化させてもらいますね。ありがたいチャンスです。
手仕事で行うお茶作りは、一袋分程度作るのにも
・茶葉をプチプチ摘むのに小1時間
・茶葉を揉んで乾燥させるのに2時間以上かかります。
ちょっと体験、ではできない手間暇かかる地味な作業です。
それぞれの時間を半分以下に設定しても、2時間は越え、その割に収穫物は少なくなんだか空しい体験になりそうな気がします。
手のひらにのるくらいの茶葉で十分な体験になるとの声がありますが、たくさん摘みたい私の思いと相反してしまい、なかなか落とし頃がついていません。
農園側としては、茶摘みだけしてもらってお茶に親しんでもらい、試飲して持ち帰りが望ましいところですね。
摘んだ茶葉は数日置いてから紅茶にするという手もありますし、興味を引き出すことが大きな体験だと信じたいところ。
とはいうものの、帰ってからハイハイと作業時間がとれる人はそう多くないかなとも思います。ほんの少し摘んで、さらに少し分を一緒に乾かす作業をしたほうがいいのかもしれません。そうなるともっと摘んでもっと作りたい私としては体験時間が惜しくなってしまいますが、未来の普及の為にそこは目をつぶるべきか。
ぐるぐるしながらの体験メニュー作りです。それでも隠しておくよりはお客様と共に作り上げていきたいです。新茶のお茶摘み体験は5月いっぱいぐらい十分可能なので(夏場は虫が多くておすすめできません)、ちょこちょこ宣伝していきますね。美しい茶葉と共にお目にかかれれば幸いです。
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