いよいよ飯高町にもゲストハウスが

 世界を脅かすコロナウィルスの大影響で国内外の旅行者は激減していますが、田舎はなんだかいつもより人が多いです。おじいちゃんおばあちゃんたちは疎開を思い出すとおっしゃいますし、読書家の私もそんな気がしていました。争いが起きた時、災害が起きた時、街がパニックになっても田舎はのどかなもんで、食べるものにも困らない。2016年に関西から移住してきてなにより思うのは、「ここでなら何があってもたくましく生きていける」ということです。自分の命を守り、もしものときは大切な人たちをまとめて引き受けられるようになるべく自給する暮らしをしてきて4年経ち、生き抜きたい気持ちは高まるばかりです。


 田舎とはいえ私たちが求めているのは「ぽつんと一軒家」ではありません。集落あってこその暮らしだと思っています。ショッピングや医療は不便なくらいで構わないのですが、学校は近くにあってほしいし、助け合える人たちは車がなくても行き来できる距離にいてほしい。密集ではない広々とした近所付き合いが、街に居る時よりも大切になりました。


 移住後4年して、地元と地元外をつなげるにちょうどいい立場になりました。


 鶏を飼い、卵を売って、なんとか暮らしていただけの私たちが、やっと腰を上げてゲストハウスを開業することになりました。


はっきり言って、豪華な宿ではありません。昔まだ車の少ない時代、林業の方々が泊まり込んでいた古民家が、ゲストハウス亀成園です。


 玄関とシャワールーム以外はほぼDIYでこつこつ改装を重ねて来て、やっと4月にスタートできそうです。


 近くに豪華なホテルがあるし、近頃はキャンプも豪華になるばかり。宿泊する場所としては正直見劣りしまくってしまうのですが、山にも川にも近く、鶏の声が聞こえ、田んぼ(お隣さんのですが)と畑が見える古民家は、時代を超えて生きていける場所なのです。なるべく電気を使わず水を汚さない暮らしを体験することができます。地産地消の地でいく朝ごはんを食べる体験ができます。


 土に触れてほしいです。敷地内なら草花を好きに抜いてもらってかまわないです。一日中鶏だけでなく鳥たちの声を聞いて欲しいです。夜は輝く星を眺め、獣の気配を感じることもあるかもしれません。守られているけれど感覚が研ぎ澄まされる。ゲストハウス亀成園がそんなとっておきの場所に育っていきますように。どんとこい、でお待ちしています。

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