亀成園長 まぁちゃん

2021年7月21日2 分

グリーンカーテンの鶏舎

梅雨明け一気に暑くなり、風通しのよい亀成園でも流石に暑いです。

あまり言いたくはないのですが、つい。

暑いからこそ川に呼ばれて楽しいのですが、いつもいつも飛び込めるわけでもないので、余計に恋焦がれます。

さて人も夏は工夫が必要で、犬も木陰を求め、鶏もまた。

亀成園の鶏舎は吹き抜けのログハウスのような作りで(うまいこと言いました♪)

風通しは良く快適なのですが、それでも昼間はね。

素直な鶏たちなので、産卵率も落ちてお互い困っておりますよ。

そこで期待されるのが、グリーンカーテンです。

植物は成長して実をつけるし、その陰にいれば動物は涼しく、実がもらえることもあり

グリーンカーテンはとても合理的なアイテムです。朝顔のカーテンに憧れながらなかなかうまくいかず、鶏舎にはゴーヤがぴったりです。

3株がだいぶ育ってきました。今はまだ物足りないグリーンの量ですが、4株あると大変なことになります。ゴーヤの実が採れ過ぎて、田舎ではどこの生産者さんも持て余してもらい手を探すので、ゴーヤは成り過ぎ注意です。

小さな鶏舎はカンピョウでグリーンカーテンに挑戦しています。

こちらは知り合いに苗を分けてもらって今年からのお付き合いです。どれだけの実が成るのか使い途も想像しかできませんが、この葉っぱで覆われたらだいぶ涼しそうです。

平飼いの場合、卵を産むのはまだまだ先ですが、しっかり育ってほしいですよ。もうトサカが出てきたのもおりますね。大きさも力の差も性格の違いもありますが、概ね仲良く元気にしてくれていて、有難いです。

最後はヘチマのグリーンカーテンです。こちらは母屋の前です。昨年度、ハヤトウリに席巻されてしまって秋になってから洗濯物が乾くのに支障をきたしたので、今年は生い茂り過ぎず、活用できそうなヘチマにしました。

こっそり朝顔も咲いています。なかなか上に伸びられずに地這いでがんばってます。

ガーデンデザインは何を残して何をばっさりばっさり捨てるかが大事なので、草抜きが下手くそな私には難しいので、前庭はいつももさもさです。あまり手をかけない中、ツルツルっと伸びていってくれるグリーンカーテンは、一株で三度美味しい優れもの。

・手がかからない

・涼しくなる

・実が使える

緑の力をかりて暑さを凌ぎ、夏野菜をたっぷり食べて体の内部を冷やし、それでも駄目なら川に飛び込む。

いくつもの要素や恵みが重なって、夏を生き延びていけます。

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